診療科目の多さで勤務時間が変わる

診療科目の多い総合病院とクリニックのような個人病院との違いは、勤務時間が長くなることです。
総合病院はほとんどの病院で10前後の診療科目があり、一棟で一診療科目といった大きな病院も中にはあります。

クリニックのような診療科目の少ない病院は終了時間も早く、勤務している看護師は残業が少なく給与も少なくなります。毎日決まった時間で仕事が終わって家庭や自分の時間を、大切にしている方にとっては理想的な病院です。

逆に総合病院のメリットは、病棟が複数の混合病棟になっていることが多く、働いている看護師は多くの疾患に触れる機会が多くなることです。
総合病院では最先端治療や研修体制、福利厚生など全てがある程度揃っていることが多く、学べる環境もあります。
残業などは大学病院や国立病院と比較して少なく、仕事とプライベートを両立しながらスキルアップをしたい方には最適な病院です。

看護師の就職先も様々あり、まず自分の目標を明確にすることが大切です。「手術室で働きたい」、「給与は25万以上を希望」、「もっと勉強してスキルアップしたい」といったことを明確にすることで、就職先を絞り込んでいきます。
目標にも優先順位を付け、譲れない条件があるところは他の条件がどんなに良くても勤務先の候補から外し、一貫した方針で勤務先を選んでいくとが重要です。

転職エージェントや職安などを利用して就活を行う中で自分の要望を明確すると、最終的に理想に近い勤務先に就職できる可能性は高くなるでしょう。